※この記事はぎゅうにく(@ushinotubuyaki)さんに寄稿頂きました!
あなたには、どうしても感情が昂ぶるといった経験はありますか?
好きな人を貶されたとき、大事なものを壊されたとき、パートナーと別れたとき、負けられない戦いで敗北したとき。
感情のスイッチが入るシチュエーションは様々ですが、そういった自体に陥ると人の心は大きく動きます。
激しい怒りや悲しみは、精神を不安定にさせ、生活のリズムを大きく揺さぶり壊していきます。
そのような困難に屈しないため、わたしが利用している精神を安定させる3つの方法について記述していきますね。
相手のことを考える
対人関係で有効なのが、相手のことを考えるという技です。
例えば40代,女性,管理職,未婚。といったタイプのいつも自分に陰湿ないじめをしてくる上司がいたとします。
陰湿ないじめや人間を否定するような発言をそのまま受け取ってしまうと傷ついてしまいますよね。
ですが、相手のことを考えてみたらどうでしょうか。
「ああ、この人は40代に差し掛かってもパートナーがいなくて寂しいんだな。日々のストレスや将来への言いようもない不安を自分にぶつけることで発散しているんだ。そうしないと耐えられないんだろうな」
こう考えると、人格否定の言葉が命乞いのように聞こえてきます。
「わたしは攻撃しないと死んでしまうんだ。わたしはこうやって君を否定してなんとか生きているんだ」
そこまで想像を巡らせると、むしろタダで人命救助をしている気分になりマイナスな感情が消えていきます。
自分に負の感情をぶつける人の精神状態を考えることで、自分の精神が安定するのです。
運命であると考える
自分の感情を激しく揺らそうとする事象は、人生で経験すべき運命であると考えます。
たとえば私は、社会人になって4日目で100万円の借金を抱えてしまいました。
この事象だけみると絶望そのものですが、借金のおかげでブログを開設し、人に出会い、このように寄稿をさせていただくことになったのです。
こうしてみると、借金をしたのは無意味な挫折ではなく起こるべくして起こったものだと思えないでしょうか。
ブレイクスルー思考のように、目の前にやってきた壁は、輝かしいあなたの人生に起こるべくして起こったものなのです。
目の前にある壁(問題や障害物)そのものに価値を見出し、すべて「順調な試練」として受けとめることにより、その壁を自分の中に吸収しながら成長をはかり、一見閉じられているかのように見える状況を楽々と突破していくような発想法。
引用: ブレイクスルー思考
その感情を揺さぶる減少があなたに降り掛かったのは必然であり、運命です。たとえ100回人生をやり直したとしても同じような出来事は訪れるでしょう。
運命だと受け止める。そうすることで心の揺さぶりを抑え、鎮めるのです。
家具を叩く
幼少期、わたしは怒るとすぐ怒鳴ってものを殴る親の元で生きてました。
声を荒げる、目の前のものを殴るまではいいのですが口論になると叩かれかけていた眼鏡が粉砕されたこともあったほどです。
そういった経験から、絶対に人の前では怒らないぞという感情がわたしには刷り込まれました。
ですが「自室」「一人」「どうしても感情が抑えられない事象」の3つが重なると衝動が抑えられなくなってしまうのです。
そんなときに使用した精神を安定する方法が、家具を叩くというものでした。
学習机ならいくら拳で殴打しても硬いので壊れませんし、最悪凹むだけだろう。
そういった想いからよく殴打してました。グーで上から振り下ろすと、ガンッという鈍い音と衝撃、じんわりと手のひらに痛みが伝わります。
二度、三度と殴打していくうちに痛みは膨れ上がり、沸騰した頭も段々冷静さを取り戻していくのです。
一度、机の天板部分の薄い部分をぶち抜いてしまったときは焦りましたが、焦りによって怒りが霧散したので当初の目的は達成できたと言えるでしょう。
また、折りたたみ式の椅子を感情にまかせて蹴ったとき、上に置いてあったお気に入りのグラスが割れたことがありました。
陶器だったので破片が部屋中に散らばったので、それらを一つずつ拾っている時は怒りが消えていたのを覚えています。
普段怒りを抑えている分、しわ寄せが来たという感じですね。
このような事にならないよう、ハンマーなどを常備して「衝動」ではなく「計画的に」家具を壊すことを奨励します。
ちなみに、こういった行為は隣や上の部屋に人が住んでいないことを確認してやっております。ものを叩く音や叫び声が聞こえたら苦情が発生する恐れがありますから、実行の際は気をつけてください。
引っ越しの際は、学習机や家具を粉々にする習慣があればいらない荷物をゴミ袋サイズまで圧縮できて便利ですよ。
まとめ
以上が、精神を安定させる方法でした。
① 相手のことを考える
② 運命だと考える
③ 家具を叩く
わたしは社会人になってからよく1と2を利用するようになり、怒ることが極端に減りました。
全部やる必要はもちろん、ありません。
自分にとってしっくりくる方法で、精神を安定させていただけると幸いです。