ゴーストインザヘッド

元引きこもりのオタクが送るサブカル・エンタメ系ブログ。マンガ、ラノベ、ゲーム、ガジェットなどを中心に書いていきます。読んだ人をモヤモヤさせることが目標です。

マイナーな洒落怖(しゃれこわ)の話を集めてみた【隠れた名作】

マイナーな洒落怖(しゃれこわ)の話を集めてみた

以前こちら↓の記事で洒落怖(「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」スレッドに投稿された話)や「意味怖(意味がわかると怖い話)」など、ネット上の怪談ランキングを作りましたが、
 
obake.cc
 
 

上記記事で取り上げたのは「くねくね」や「八尺様」などかなりメジャーなものばかりでした。

そこで今回は、比較的マイナー、かつ面白い……面白いって表現でいいのだろうか、ええと、マイナーだけど怖~い話をご紹介したいと思います!

なおマイナーな……という記事の書き方すると「What!? これがマイナー?」みたいなドヤ顔博士が誕生しがちなので予めざっくりとした基準を申し上げておきますと、"ネットの怪談を一作品でも読んだことのある人のうち、七割くらいは知らなそうな話"を選びました。もちろん主観です!

さて御託はこの辺にして早速参りましょう。
 

 

[PR] マンガワン - 無料漫画アプリの決定版!

App Storeの無料ランキングで1位を獲得、累計400万ダウンロードを突破した小学館の無料マンガアプリ「マンガワン」。

日本最大級のWebマンガサイト「裏サンデー」の作品から過去の名作、有名作家の新連載など超人気コミックが毎日無料で楽しめます。

マンガワン

マンガワン

SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ

 
 

洒落怖「踏み入るべきではない場所」

私がまだ小学校低学年の幼い子供だったころに、趣味で怖い話を作っては、家族や友達に聞かせていました。
「僕が考えた怖い話なんだけど、聞いてよ」と、きちんと前置きをしてからです。
特にじぃちゃんが、私の話を喜んで聞いてくれました。
私はそれがとても嬉しかったんです。熱心に聞いてくれるのと同時に、こわがってくれたから。

続きを読む


自分で考えた怖い話を家族や友人に語っているうち、怪談のほうがひとり歩きしてどんどん尾ひれ付きで広まってしまう。そのことをじぃちゃんに相談すると……。
 
 

意味怖「全く意味が分かりません」

僕はいつも学校に行くためにバスに乗ってるんですけど、
そのバスは右に曲がった
そのいつも乗ってるバスで、ある日おかしな事があったんです。
だって、いつものような、おばあさんもがいるから、
最後まで行ったんです。痛いから。
それで、そこまでは別に良かったんですけど、めちゃくちゃ
大きい紙袋の紙じゃない版みたいなのがあって、
ボールみたいなのもあって、シルクハットをかぶってる人も
いっぱいいたんです。

続きを読む


これ単体では、意味は分からないけれど読んでいるだけでなんだか不安でゾッとする文章です。
しかし「通学バスの老夫婦」という話とあわせて読むと……。
 
 

洒落怖「竹林で」

うーん……。
 
さすがにネットに書き込むのはどうかと思ったんですがネタをみんな欲しがってるようなので。
オカ板新参者です。長いしおもしろくなくてもごめんね。
 
小学校の頃の話です。
 
おいらが行ってた小学校の側に竹林があって、
そこには怪しい人が出るから行っちゃ駄目ですって言われてたのね。

続きを読む


竹林の中に木造の古い小屋が一つぽつんとあるらしいという話を聞き、悪ガキたちが肝試しに向かいますが……?
 
 

洒落怖「かんひも」

僕の母の実家は、長野の山奥にある。信州新町という町から奥に入って行った所なんですけど。僕がまだ小学校3年生くらいの頃だったかな?
 
その夏休みに、母の実家へ遊びに行ったんですよ。そこは山と田んぼと畑しかなく、民家も数軒。交通も、村営のバスが朝と夕方の2回しか通らないようなところです。
 
そんな何もないところに例年だったら行かないんですが、その年に限って仲の良い友達が家族旅行でいなくて、両親について行きました。

続きを読む


夏休み、N県にある母方の実家に遊びに行った語り手。
地元の子供Kくんと山で遊んでいると、道祖神のような石碑を見つけ……?
 
 

洒落怖「ばりばり」

はじめに、私は先日ひどく怖い夢をみました。それで誰かに聞いてもらいたく
ここに書き込むことに決めたのですが、テンプレの過去ログ倉庫を拝見させてもらったところ、
その中にある「猿夢」という話と大変似通った内容であることに気づきました。
 
それを読んで私自信かなり驚き、似たような話を書くことに若干ためらいもありましたが、
決してパクリや創作ではないので読んでみてください。

続きを読む

作中でも語られていますが「猿夢」と造りの似た話。
好みにもよるかと思いますが、個人的に猿夢よりも切迫感や臨場感が伝わってくる話でした。
 
 

意味怖「一途な思い」

僕の家の隣に女の子が越してきたのは小四の夏休みだった。
彼女の家庭にはお父さんがいなかった。
お母さんは僕の目から見てもとても若かったのを覚えている。
違うクラスになったけど僕と彼女は仲良くなった。
彼女はあまり明るいほうではなく、女子の友達も少なかった。
本ばかり読んで親しい友人のいなかった僕と彼女は、お互いの家に遊びに行くほど仲良くなった。

続きを読む


幽霊や怪異の類は出てきませんが、意味がわかるとゾッとする話です。
やはり一番怖いのは……
 
 

「笑い女」

先週の金曜のことなんだけど、会社の先輩の大村っていう男が死んだ。
もちろん直接現場を見たわけじゃないけど、マンションの自室で、自分の両耳にボールペンを突き刺して死んでたらしい。
大村自身の手がペンをギュッと握り締めてたっていうんで、警察も事件性は認めずに、すぐに自殺だって判断した。
会社の連中はそんな大村の死に様を随分不思議がったりしていたけど、俺は特に驚きもしなかった。

続きを読む


めちゃくちゃ怖いです。
語り手と同僚は、「いひゃっいひゃっいひゃっ」といつも笑っていることで近所で有名な「笑い女」をスーパーで見かけ……
 
 

洒落怖「幽霊はデジタル化されるのか?」

実験は危険だよね・・・(;´Д`)
 
まぁ、これで人生3度目のヤバい体験だったわけなんだが、やはり気の持ちようってのは
大事みたいですね。
写真見た方も、「自分は大丈夫だ!」と強く思ってれば大丈夫な気がします。
 
まぁ、念じても何にもならなかった事が昔あったけどね(;´Д`)
あの時は本気で死ぬかと思った。

続きを読む


幽霊はデジタル化されるのか?」という実験をすべく、大学生の語り手たちはビデオカメラを手に自殺の名所へ向かい……
 
 

ほん怖「ともちゃん」

引っ越して来てから8年。
自宅電話に、渋~いオジサマの声で『あ、ともちゃん?』といきなり尋ねる電話が月1程度で続いてます。
ナンバーディスプレイで相手の番号はわかっています。
「いいえ、違います」と答えると『ああ、失礼しました』とあっさり切るのですが。
ちなみに夫が出ると『ともちゃん、いらっしゃるかな?』と尋ねるそうです。

続きを読む

『あ、ともちゃん?』と渋いオジサンの声でいきなり尋ねる電話が月1程度で掛かってくる。いないと言うとあっさり引き下がるが、またしばらくすると掛かってきて……
 
 

洒落怖「カン、カン」

幼い頃に体験した、とても恐ろしい出来事について話します。
 
その当時私は小学生で、妹、姉、母親と一緒に、どこにでもあるような小さいアパートに住んでいました。
夜になったら、いつも畳の部屋で、家族揃って枕を並べて寝ていました。
 
ある夜、母親が体調を崩し、母に頼まれて私が消灯をすることになったのです。
洗面所と居間の電気を消し、テレビ等も消して、それから畳の部屋に行き、
母に家中の電気を全て消した事を伝えてから、自分も布団に潜りました。
横では既に妹が寝ています。

続きを読む

※これは今回取り上げた中ではかなり有名ですが、個人的にめちゃくちゃ怖かったのでご紹介。

かなり怖いです。
語り手が小学生の頃、妹、姉、母親と一緒に、小さなアパートに住んでいた。ある夜、家中の電気を消して寝ようとしたところ、「カン、カン」という音が家の中から聴こえてきて……
 
 

洒落怖・意味怖の隠れた名作まとめ

洒落怖意味怖などの隠れた名作をまとめてみました。

全部知ってるしwwwこれがマイナーとかwwwm9(^Д^)プギャーwwwwという怪談博士もいたかもしれませんが、多くの方はひとつふたつくらい知らない話があったのではないでしょうか?

また機会があれば、何かテーマを決めて怪談をご紹介したいと思います。怖い話でひんやりと涼みましょう。