※この記事は膝野まえ(@hizano_mae)さんに寄稿頂きました!
はじめまして、こんにちは。アラサーオタクの膝野まえと申します。
僕は今まで、たくさんのオタク街道を歩いてきました。
アニメオタク、ゲームオタク、アイドルオタク、特撮オタクなど。どれもニワカやけど。
そして僕は、たくさんの肩書きを手に入れました。
アニオタ、ゲーオタ、ドルオタ、特オタ…
このように多種多様なオタク街道を歩んできた僕だからこそ、不思議に思っていることがあります。
『キモオタ』って何のオタクなんですか?
『キモオタ』はあん肝や着物のオタクのはず
『キモオタ』とは『キモ』という単語を含んでいる何かのオタクであるはずです。
アニオタはアニメのオタク、ドルオタはアイドルのオタクといった例からも、『○○オタ』という言葉は『○○のオタク』であるという意味で使われていることが分かるでしょう。
というわけで「キモ」を含む言葉を探してみますね。
…あん肝(アンキモ)。
…着物(キモノ)。
つまり『キモオタ』とは、『あん肝』もしくは『着物』のオタクを指し示していると言えます。
むしろこれ以外に正解はあるでしょうか?ないですよね?
…しかし悲しいことに、現実の『キモオタ』は違います。
みなさん、『キモオタ』を想像してみてください。
………はい、そうですね、『気持ち悪いオタク』を思い浮かべた人が多いでしょうね。
なにせ僕も『キモオタ』と聞けば『気持ち悪いオタク』を想像しますから…
『キモオタ』=『気持ち悪いオタク』はおかしい
しかし『キモオタ』=『気持ち悪いオタク』という図式はおかしいのです。
上記にも述べましたように『○○オタ』とは『○○のオタク』であるからですね。
なので『キモオタ』とは『あん肝オタク』『着物オタク』なのが正しいはずです。
それがなぜ『キモオタ』は『気持ち悪いオタク』になってしまうのでしょうか?
というか前提として、なぜ我々オタクは自分たちのことを『気持ち悪い』と蔑まねばならないのでしょうか?
そんなに我々は気持ち悪いですか?
確かにパソコンのディスプレイに映る自分の顔は地獄ですが…
どうして『キモオタ』は『気持ち悪いオタク』なんですか!?
おかしいでしょう!?
だって今まで『○○オタ』といえば、全部『○○のオタク』という意味だったではありませんか!
オタクの男性は『男オタク』と言い、オタクの女性は『女オタク』とも表現しますけども!
僕は『(男/女)オタク』と聞くと「(男性/女性)に興味があるオタクなのかな?」とゴミのような推論を立てますが…(この推論が当たったことは一度もない)
んー、まあ『キモオタ』=『気持ち悪いオタク』となる理由、ちょっと考えてみたんですけど、シンプルに気持ち悪いオタクが多いとしか思い浮かびませんね…
これに関しては、もう何も言えません。
だって現在進行形で、自分のパソコンのディスプレイに魔物が映っているのですから…
せっかくなんで新しく『キモータ』と呼びませんか
『キモオタ』だと『あん肝のオタク』か『着物のオタク』かすら分かりません。
ましてや『気持ち悪いオタク』だなんて…わかるわけがないんですよ…わかるけど…
なので『気持ち悪いオタク』を示す新しい言葉として『キモータ』なんてどうでしょうか。
『キモオタ』と響きは全く一緒ですが、字面が『ロリータ』みたいで可愛いですし。
こう見えても僕は元ロリータといっても過言ではないような存在なので『キモータ』には親近感が湧きます。
10年後くらいの辞書に『キモータ・コンプレックス』なんて載ったらどうしようかな。
そもそも、自分に対しても他人に対しても『気持ち悪い』なんて形容すべきじゃないよなぁと至極マトモなことを思ってる、キモータ=アラサーからの主張をここまで読んでいただいて本当に、本当に有難うございました。
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