ゴーストインザヘッド

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【ガンアクション】超絶オススメなアクション漫画【キリングバトル】

(ガン)アクション漫画

今回はアクション漫画をまとめました。

とはいえドラゴンボールみたいな「バトルモノ」まで拡げる範囲が広すぎるので、アクション映画のような派手なガンアクション、キリングバトルが見られる作品をまとめました。
 
 
要は映画『ダイ・ハード』や『キル・ビル』みたいな銃や刃物で戦うアクションものです。そういう作品をまとめました。

人気の絶えないジャンルでどんどん新しい作品も出てきますが、個人的に特に面白いと感じたおすすめ作品をご紹介します!
 

 

トライガン

 

7都市のひとつを灰に変え、600億$の賞金首として手配された伝説のガンマン、ヴァッシュ・ザ・スタンピード。そんな力を持つとは思えない程温厚な男。無関係な人達を守る為に今日も戦う!ハートフルガンアクション。

 

 
もうこの作品を入れるためにこの記事書いたと言っても過言ではない絶対正義大名作。
 
 
逆立てた金髪に真っ赤なコートがトレードマークの青年、ヴァッシュ・ザ・スタンピードが主人公。
 
 

死なせるな、裏切るな、幸せを掴め、夢を語れ!!

 
 
普段は天然系で飄々としているのですが、実は凄腕のガンマンで、「人間台風(ヒューマノイド・タイフーン)」として人類初の極地災害認定を受けた元賞金首。

しかしそれほどの腕を持ちながらも、ヴァッシュはある理由から「るろうに剣心」の緋村剣心のように「不殺」を貫きます。

この「不殺」も単に、人を傷つけたくないからとか暴力反対! といった理由からではなく、ある深い理由があるのです。
 
 
なし崩し的に相棒となる災害調査員の女性・メリルや、関西弁のクサレ牧師ウルフウッドなど、敵キャラ含め登場人物たちも皆人間臭くて魅力的で、ハラハラドキドキしてゲラゲラ笑ってボロボロ泣けます
 
 
ガン・アクションであり人間ドラマでありSFであり……読み返す度に新鮮な気持ちで楽しめます。続編(というか実質「トライガン」が前日譚)の「トライガン・マキシマム」とあわせて常に本棚に並べておきたい大名作です。
 
 

MURCIÉLAGO(ムルシエラゴ)

 

悪を斃すのに正義は要らない――。世にはびこる凶悪犯罪者に対応するため、超法規的措置によって選ばれた“公的”元大量殺人者、紅守黒湖。その監視者であり、無類の乗り物好きである相棒、屠桜ひな子。善悪の彼岸で繰り広げられるアンチジャスティス・バイオレンス・アクション、堂々開幕!

 


 
超法規的措置によって対・凶悪犯への直接的な武力として選出された死刑囚・紅守黒湖凶悪犯に凶悪犯をぶつけるという、わりとありがちながらもアツい設定です。

この人物は長身で、スラッとしたスタイルで、女好き(モテる)なんですが……なんと女性です(驚愕)。そして彼女、鬼のように強いです。

人物設定こそ奇をてらった感がありますが、展開はある意味王道っちゃ王道で、並み居る凶悪犯をド派手なアクションと弾丸の応酬で屠っていきます。

読んでいて非常に爽快感があり、漫画として単純に「面白い」です。
 
 

SEVEN EDGE(セブン エッジ)

 

未曽有の“大崩壊"から再建を始めた世界。未だ混沌とする首都で、無為な闘争に身を投じ、すべてを喪った青年・朔也。謎の少女・木蓮に窮地を救われ、自らの血塗られた異能を教えられた彼に差し伸べられた手。それは“大いなる計画"の妨害を阻止すべく暗躍する武装組織“エッジ"だった──。己の常人離れした戦闘技能を求める組織に、寄る辺となるものを持たない朔也は──!?

 
大災害によって壊滅した首都圏を舞台に、優れた戦闘センスを持つ青年・朔也は、謎の武装組織による「首都圏再建計画」に関わることに……。

血と硝煙と廃墟となった街が織りなすバイオレンス・ガンアクションといった感じです。

銃撃戦あり、SFっぽい設定もあり、かわいいヒロインありで個人的にかなり好きな作品。
 
 

デストロ246

 

青年実業家の透野隆一は南米のマフィアから2人の美少女殺し屋を買い付ける。翠と藍と名付けられた彼女たちは透野の命令で、彼の妻子を殺した人間を狩ることに。だがその道行きで別の殺し屋女子たちと出会い、事態は思わぬ方向へ加速していくのだった…。

 
マフィア、傭兵、殺し屋、ヤクザと、物理的に強い女性たちが織りなすキリングバトルアクション。

登場するのは美少女や美女ばかりですが、しかしその中身は凶暴で凶悪。対して男性は貧弱な一般人か噛ませ犬扱いです。

涼しい顔で暴言を応酬する様は思わず縮み上がってしまいそうになります。全7巻とスッキリまとまっている点も読みやすく、おすすめです。
 
 

ヨルムンガンド

 

両親を殺した武器を憎みながらも、武器商人ココの私設軍隊に加わることとなった少年ヨナ。ココはある国の軍と武器の取引をしていたが、それを防ごうとする勢力に狙われる。しかし、ココに同行していたヨナが、自らが憎むその武器でそのピンチを乗り切ろうと応戦して…

 
武器商人のココと、彼女の私設軍隊に加わった少年ヨナと中心に巻き起こる物語。

死の商人」たるココには常に死と血と金の匂いが付き纏います。彼女の「ビジネス」を排除せんと次々に刺客や外敵が現れますが、元デルタフォースのレームや、元某軍少佐のパルメなど優秀な私兵らとともに闘争に打ち勝っていきます。

ココにはある「目的」があり……?
 
 
単行本は累計100万部を超えます。
連載時から人気がありましたが11巻で完結。ダラダラと引き伸ばさずに締めるべきところで締めた、という印象です。
 
 

ブラックラグーン

 

岡島緑郎は旭日重工の会社員。重要なディスクを、ボルネオ支社まで船で運ぶ役目を担っている。だがその途中、「ブラック・ラグーン」と名乗る4人組に襲われ、緑郎は人質に取られてしまった。ブラック・ラグーンは、クライアントからの注文を忠実にこなす裏社会の運び屋だ。旭日重工は、東南アジアへの非合法ルートを使って密貿易をしていて、クライアントは、自分たちもそれに一枚噛ませろと要求しているのだった。旭日重工は機密を守るため、ディスクも緑郎も海の藻屑にしてしまおうと、ブラック・ラグーンの乗る船に攻撃を始める…

 
こちらもヒロイン(?)兼、準主役のをはじめ、強い女性キャラが目立つ作品です。
しかし女性たちだけではなく、元サラリーマンの主人公、ロックこと岡島緑郎のシブいカッコ良さに痺れます。

彼はそれなりに体力はありそうですがプロの軍人や傭兵に比べれば戦闘能力は当然劣ります。
ですが右も左も分からない一般人だったロックが裏社会に揉まれ、「ネクタイを締めた海賊」と言われるまでのタフガイに成長するのです。

一巻の頃と最新刊を読み比べるとその落差に笑ってしまいます。
エリートサラリーマンからインテリ海賊への転身譚をぜひ。
 
 

Trash.

 

アジア最大の歓楽街・歌舞伎町を根城にする二人の少女、バレット&フランチェスカ。悪党の始末を請け負う伝説の美少女殺し屋スラッシャー・アクション!!

 
それぞれ重い過去を背負った美少女、バレット&フランチェスカの殺し屋コンビが並み居る敵をバッタバッタ(というよりドカバキグシャア)と倒していくお話。
 
とはいえ楽勝な相手に無双するのではなくそれなりに負傷はしますし、敵味方問わず登場人物がバンバン死にます

それと拷問などの描写がかなりエッグイです。ザ・エログロといった感じ。単純なグロさじゃない精神的にくるものがあるので、苦手な方はご注意を。
 
 

アラクニド

 

叔父と暮らしている高校生・アリスは苛められて過ごしている。ある日、アリスは「蜘蛛」と呼ばれる殺し屋に叔父が殺されるのを目撃する! 気を失ったアリスが目覚めた先は「蜘蛛」の自宅だった…。そして、身内もいないアリスは「蜘蛛」によって殺し屋として育てられることに…!!

 
家庭内暴力と学校でのいじめという、休まる場所のない辛い暮らしをしていた女子高生・有栖。
しかし暴力の主である叔父が突然来訪した殺し屋に殺害され、自身も矛先を向けられるが無我夢中で抵抗します。この抵抗の際に殺し屋・蜘蛛に才能を見出された彼女は、自身も殺し屋としての人生を歩むことになります。
 
登場する殺し屋は「兜蟲(カブトムシ)」や「蜚蠊(ゴキブリ)」など、(クモやムカデといった昆虫以外も含む)の名前がコードネームとなっており、蜘蛛なら糸や毒など、それぞれの特性を活かした戦い方をします。
 
モチーフとなった虫の特性を解説しつつ戦うところがちょっと「テラフォーマーズ」っぽいです。
 
 

アカメが斬る!

 

殺し屋集団ナイトレイド――その一員である黒髪赤目の少女アカメ。彼女と出会った時、少年タツミの運命は大きく動き始める…。「つよきす」「真剣で私に恋しなさい!」のタカヒロが贈る、ダークヒロイン・アクション開幕!!

 
こちらも「Trash.」同様登場人物がバンバン死ぬ&かなりエグい描写が多いです。

主人公のタツミは殺し屋集団「ナイトレイド」に属することとなりますが、依頼を受けてターゲットを抹殺していく……というストーリーではなく、悪の帝国への反乱軍(の一部隊)として戦っていく流れがメインです。
 
 
味方もチートレベルに強く見えるのですが、敵となる帝国最強の将軍エスデスが強すぎて「こんなのどうやって倒すんだよ……」という絶望感がすごいです。

恋仲となるヒロイン、ライバルとなる鎧型帝具の主、そしてジョジョのプロシュート・グレンラガンのカミナ・スクライドのクーガーといったキャラと並び立つ「兄貴」ブラートとの絆など、見どころにも溢れています。

凄惨な描写が多いため万人には進められませんが、気になった方はぜひ。
 
 

GUNSLINGER GIRL(ガンスリンガー ガール)

 

公益法人社会福祉公社――表向きは障害者支援のための首相府主催の組織だが、その実態は瀕死の少女たちに機械の身体を与え、その少女たちに政府に敵対する勢力を秘密裏に排除させる諜報機関だった。
一家殺害事件の生き残りの少女・ヘンリエッタは「条件付け」という洗脳処理により、以前の記憶を封印され「義体」となる。そして元軍人のジョゼ・クローチェは、テロリストに家族を殺され、復讐心に捕らわれ社会福祉公社に入り「担当官」となる。義体と担当官、二人はつねに行動を共にし、銃を手にテロリストの戦いに身を投じていく。
架空のイタリアを舞台とした、少女と銃、そして周囲の大人たちが織り成す群像劇。

 
絵柄を見て「美少女が無双する萌え系の量産型漫画でしょ?」なんて思うかもしれませんが、一度読み始めればその期待はことごとく裏切られるでしょう

キリングマシーンとして生きることを運命づけられた少女たちの「やるせなさ」「哀しさ」の詰まった胸を打つ名作です。

「第16回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門優秀賞受賞作品。
 
 

DOGS/BULLETS&CARNAGE(ドッグス バレッツ・アンド・カーネイジ)

 

マフィアに見つかるというヘマをやらかし、いきなり大ピンチのバドー…。しかし間一髪、相棒ハイネの登場でなんとかピンチを脱出ッ!! マフィア達が隠し持っていたモノは依頼案件の通り、『前時代の遺児(ロストフッテージ)』達だった…。安らぎも癒しも禁じられた街に蠢く、寄る辺なき「狗」達が、今また甦る!

 
欲望と暴力の渦巻く街に生きる何でも屋の青年ハイネと、相棒の情報屋バドーの二人を中心にしたスタイリッシュアクション。海外でも人気のある作品です。

前日譚として「DOGS/BULLETS & CARNAGE ZERO」が出ています(現在入手困難となっている「狗-DOGS-」の新装版)ので、こちらを読んでからのほうがより楽しめると思います。
 

表紙がカッコいいんですよね。単行本を棚に飾ってニヤニヤできる作品です。
 
 
完全に余談ですが、作画の雰囲気が私の大好きな作品「KING OF BANDIT JING」になんとなく似てます。
 
 

CANDY&CIGARETTES(キャンディ&シガレッツ)

 

定年を迎えた平賀雷蔵が再就職した先は、超高給!秘密厳守!!命の保証もなし!!!謎だらけの仕事に向かった彼は、凄惨な殺人現場で一人の少女と出会う。彼女の名前は涼風美晴。政府公認の暗殺組織“SS機構”に所属する11歳の殺し屋であるーー。

 
COPPELION(コッペリオン)」の井上智徳が手がけた異色のクライム・アクション。

幼女とオジ(イ)サンのガンアクションものといえば、ジャン・レノ&ナタリー・ポートマン出演の映画『LEON』が思い浮かびそうですが、こちらは幼女の方が凄腕の殺し屋です。

第1話の異様ともいえる完成度が素晴らしいのでぜひ読んでみて下さい。
 
 

PEACE MAKER(ピースメイカー)

 

一瞬の速さが生死を分ける“決闘(デュエル)”の世界に突如現れた謎の男、ホープ・エマーソン。父から受け継いだ“ピースメーカー”と驚異のドローテクニックを武器に、兄を探すための壮大な旅が、今始まった…!

 
アメリカの西部開拓時代をモデルとした架空の歴史が舞台。

早撃ちの天才ホープ・エマーソンが、伝説の銃士として名を馳せた父の愛銃を形見として届けるため、生き別れの兄を探す旅に出ます。

ガンマンとして天才的才能を持ちながら、人を撃つことを嫌うホープ。しかし大きな流れはホープを呑み込み……。
 
 
早撃ち」に焦点を当てた、ありそうでなかったガンアクション。
 
 

GUNSMITH CATS(ガンスミス キャッツ)

 

 

銃工屋を営むラリーはシカゴ屈指の賞金稼ぎ<バウンティハンター>。ある日、コカインの密売人・ダッヂが保釈後に警官を射殺し逃亡するという事件が起きた!
事件現場に向かったラリーは、依頼してきたダッヂの弁護士の言葉に、ある違和感を感じていた……。
――銃工屋<ガンスミス>のラリー・ビンセントと爆薬専門家<ボムスペシャリスト>のメイ・ホプキンスの凸凹コンビが繰り広げるエキサイティング・ガンアクション!!

 
シカゴを舞台に、銃砲店を営む傍ら凄腕の賞金稼ぎとして名を馳せるラリーと、爆薬のスペシャリストのメイが織りなすガンアクション。

作者がガンマニアのためか、美少女を主役とした物語ながらマニアックな銃器の描写が魅力です。

連載時期は1991年~1997年と今回取り上げた作品の中ではかなり古めですが、未だに根強いファンの多い名作です。続編の「GUNSMITH CATS BURST」もあわせてどうぞ。
 
 

バイオレンスアクション

 

暴力団抗争の行き違いから、組に家族を殺された拷問専門の[医者]。

[医者]は復讐を誓い、組潰しを「殺し屋派遣業」に依頼する。
派遣されたのは[簿記専門学校生]の[女子]。

彼女こそ指名NO.1の凄腕ヒットガール。
名前は――[ケイ]。

 
簿記専門学校に通うゆるふわ天然系の学生・ケイちゃんは、実は凄腕の殺し屋。

「バイオレンスアクション」というタイトルの通り、とにかくド派手でリミッターのぶっ壊れた派手な殺人アクションが描かれています。

そのあまりの凄惨さに、人が殺されているのにシュールなギャグのように見えてしまうレベル。「キル・ビル」や「キック・アス」が好きな方ならきっとハマるはず。
 
 

HELLSING(ヘルシング)

 

幽霊船デメテル号に乗ってアーカードが遂に来た!かくして役者は全員演壇へと登り、暁の惨劇は幕を上げる・・・・・・

 
一応ガンアクション枠ということで……。
 
 
登場人物、ストーリー、セリフ、すべてが「濃い」。ヒラコーこと平野耕太のクセがみっちりと詰まっている、一種のカルト的人気がある作品です。

なんとなく、未読の人でも「ジョジョ」が好きならきっとハマりそう。
 
 
余談ですがネットユーザーなら「諸君、私は戦争が好きだ」「よろしい、ならば戦争だ」というフレーズを目にしたことがある方も多いのでは。

この元ネタが「HELLSING」で、作中13ページにも渡って繰り広げられる屈指の名場面のひとつです。
 
 

まとめ

ガンアクションでいえば古くは「ゴルゴ13」や「シティーハンター」など、例を挙げれば古くからかなりの数がありますが、今回は比較的新しい作品を集めました。
 
 
なお、ひとことでアクションものといっても、「異能」(超能力的なもの)が明確に描かれている作品と、あくまで超常の力を持たない人間同士の闘いとして描かれているものがあります。

しかし後者であっても結局出てくるキャラはトンデモ超人みたいな人ばかりだったりするので、明確に区別していません。あしからず。
 
 
というわけで今回はガンアクション・キリングバトルものの漫画をまとめました。

気になった作品があれば幸いです。
 
他にもこれまで色々まとめてきているので、よろしければぜひぜひ他の記事もご覧下さい。
 

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ではでは。