めちゃくちゃ寒がりに!mont-bell(モンベル)の極暖ダウンジャケット
突然ですが私はめちゃくちゃ寒がりです。
真冬に寝るときはスウェットの下に上下ヒートテックを着込み、上には更にフリースを着て、分厚い靴下を履いた上で布団を三枚被らないと寒くて震えが止まらず眠れません。
オタクの真冬装備
— ニルス/九泉似亜 (@nls__) 2018年11月5日
上半身:極暖ヒートテックの上にワイシャツの上にセーターの上にジャケットの上にウルトラライトダウンの上にモンベルの極地用ダウンジャケット
下半身:極暖ヒートテックタイツの上にヒートテックタイツの上にスラックス、靴下も二重
住んでいる地域が冬になれば最低気温は余裕で氷点下、最高気温も5℃いかないような極寒の地であることに加え、主な移動手段がバイクのためただでさえ寒がりな私にとって冬場をいかに生き抜くかが人生のテーマになりつつあります。
問題となるのが防寒着です。革(レザー)、メルトン、中綿など防寒着は色々と試しましたが、やはりダウンジャケット(ダウンコート)が値段、重量、暖かさの面で最強です。
ダウンジャケットとひとことでいっても、わけのわからない通販商品からユニクロ、アウトドアブランドまで様々なダウンジャケットを、社会人になってから五年ほどかけて試しました。
そこから導き出した一つの最適解がmont-bell(モンベル)のダウンジャケットです。
今回はmont-bellのダウンジャケットがいかに優れているのかを、死ぬほど寒がりな私が様々な面から見ていきたいと思います。
ポイント1 フィルパワーがすごい
皆様は「フィルパワー」ってご存知ですか?
1オンス(約28.4g)の羽毛を規定のシリンダーに入れ、一定の荷重をかけた後に膨らんだ度合いを立法インチで示した単位のことで、このフィルパワーが大きいほど軽くて暖かいと言われています。
要は、フィルパワーが高いほど同じ重さあたりの羽毛の膨らみが大きいので、空気の層も厚くなり防寒性も優れてるよってことです。
但しフィルパワーだけではその防寒性は判断できません。フィルパワーはダウンの膨張率を表す基準なので、縫合の仕方や内外の素材、詰められたダウンの量なども総合的に見たほうがいいです。
とはいえフィルパワーが高いものは防寒性にも優れている傾向はあるので、一般的にフィルパワーが600~700以上あれば十分暖かいものとなります。
さて、mon-bellのハイエンドモデルは800~1000フィルパワーを達成する「EXダウン」です。
画像:http://webshop.montbell.jp より
力こそパワーといわんばかりの圧倒的なフィルパワーです。
特に防寒性を重視したモデルではこの「EXダウン」をたっぷりと詰め込んでいるので、同じ重量のダウンが入った製品と比較しても暖かさが段違いです。
またダウンの量を控えめにして軽量化を優先し、「暖かいのに軽い」を実現したモデルもあります。
さらに「EXダウン」を使用したモデルはなんと特に申し込まずとも勝手に3年保証がついてきます。ブランドとして自信を持っている証ですね。
ポイント2 ポリエステル不使用
「ダウンジャケット」と言っても、ダウン100%のものはほとんど存在しません(少なくとも私は見たことありません)。
ダウンは非常に柔らかく型崩れがしやすいため、高級ブランドであっても多くの場合ダウン:フェザーが7:3~9:1くらいで混合されています。
安価なポリエステルを混合している商品も少なくありません。
しかしながらポリエステルは重さ、防寒性の面で劣ります。
mont-bellのダウンジャケットはポリエステル不使用、高級ダウンとフェザーのみを使用しているためボリュームのわりに軽量です。
やっすいダウンジャケットだとポリエステル100%のものもありますが、これはもはやダウンジャケットとは言えませんね……。
ポイント3 品質に対し価格が安い
高品質のダウンを使った商品を展開しているブランドはいくつかあります。
モンクレール、CANADA GOOSE(カナダグース)、最近だと水沢ダウンあたりが人気ですね。
これらは先述のように高品質でフィルパワーの高いものを使用しています。
しかし防寒性の高いモデルになると8~10万円を超えるような商品ばかりです。
ぶっちゃけ防寒着に5万円以上はな……と尻込みする気持ちもあるでしょう。私はありました。
しかーし! monbellなら、南極のオーロラツアーなどにも対応した最強クラスの装備でも税抜きで4万円を切ります。
画像:http://webshop.montbell.jp より
さすがにそこまでのゴツい装備は……という方なら、
摩擦や引き裂きに強く、撥水加工、800フィルパワーの「EXダウン」が三枚差し構造でたっぷりと詰まった「ローガンダウンパーカ」
webshop.montbell.jp
同じく800フィルパワーの「EXダウン」が偏りや型崩れを防ぐ箱マチ構造でたっぷりと詰まった「アルパインダウンジャケット」など、非常に優れた防寒性を持つモデルが税抜きで3万円を切る価格です。
シルエットなどデザイン性はファッションブランドには及びませんが、防寒性とコスパ重視で選ぶならば、「mont-bell」は一考の価値があるブランドだと思います。
ポイント4 生地にもこだわり
モデルにもよるので一概には言えませんが、2万円を超える上位モデルはそれぞれ特徴ある素材を使用している場合が多いです。
たとえば上で紹介した「ローガンダウンパーカ」では強度と軽量性を兼ね備えた「バリスティックナイロン」や抜群の撥水性を発揮する「ポルカテックス」、他にも蒸れにくく優れた防水性を発揮する「ゴアテックス」を使用したモデルもあります。
折角のダウンジャケットが擦り傷や破れてしまったら泣けますよね。アウトドアメーカーならではのタフさも魅力の一つです。
コスパと防寒性に優れたmont-bell
「ダウンジャケット難民」だった頃、最初は「ダウンジャケット 暖かい」、「コート 極暖」とかで記事やレビューを調べていました。
しかし最終的に検索ワードが「極地 防寒着」とか「南極 ダウンジャケット」とかになりました。
だって冒頭で書いたように暖かいと言われている様々な商品を試したんですが「それって都会に住んでて徒歩で移動しますって人向けの話でしょ!! 全然暖かくないよ!!」と思わず冬の空に叫びたくなるようなものばかりだったんです。
最終的に私が「あ、これなら寒くない……!!」と思えたのはmont-bellのダウンジャケットと、同僚に試着させてもらった海外で買ったCANADA GOOSE(なんでも日本向けの商品は細く見えるよう見栄え優先でダウンを減らされているらしいです)のダウンコートだけでした。
ただCANADA GOOSEは(今は知りませんが)調べた当時10万円以上したので、値段の関係でmont-bellに落ち着いたわけです。
私現在は二年ほど前に思い切って購入した「ローガンダウンパーカ」を愛用しています。
正直防寒着に2万円以上かけるのはお小遣い月1万円のサラリーマンとしてはかなりの決断だったのですが、本当に買ってよかったと思っています。
へたってきたり年齢の問題でこれでも寒さに耐えられなくなったら「ポーラーダウンパーカ」や「パウダーランドパーカ」を本気で検討しています。
mont-bellって企業サイトのアフィリエイトが無い(たぶん)のでネットで推されることってあまり無いのですが、私のように尋常じゃない寒がりの方に本当にオススメです。
mont-bellの商品は各種通販サイト、アウトドア用品店および公式オンラインショップで購入可能です。
お金に余裕のある方ならCANADA GOOSEとかでもいいかもしれませんが、コスパと防寒性で選ぶならぜひご一考ください!